印刷ジョブが多くのPDFソースや作成者から入稿されますか? PDF以外の形式をサポートする必要がありますか? すべてのPDFが同じように作成されているわけではありません。Streamline Directでは、各PDFをチェックし、デバイスの速度を低下させる可能性があるPDFを却下できます。また、Streamline Directは、問題があるPDFを調整することで、デバイスの速度を最大限に上げながら均一の出力品質を実現します。PDF以外の形式に対応する必要がある場合は、Streamline Directにより、多くの形式から印刷可能なPDFに変換できます。
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機能と利点
- Harlequin DirectとさまざまなPDF作成ツールとの連携が可能
- すべてのPDFジョブについて、達成可能なライン速度を正確に予測
- Harlequin Directに合わせてPDFを調整
- ベーシックなプリフライト
- 複数のPDL(ページ記述言語)形式からインポート
- WindowsとLinux (UbuntuとCentOS)をサポートするクロスプラットフォーム対応
- 独自のPDL技術を持つためサードパーティのPDL技術に依存しない
Harlequin DirectとさまざまなPDF作成ツールの連携が可能
HYBRID Packzなどの高品質なPDF作成ツールを使用していない限り、PDFジョブの速度と品質には大きなばらつきが生じる可能性があります。2つのPDFを印刷した場合、たとえ同じように見えたとしても、構造やコンテンツが大きく異なる場合があります。Harlequin Directが印刷機の印刷速度に追従するには、PDF作成のコントロール(HYBRID Packzのみを使用するなど)や、各PDFジョブを確認して印刷の実行前に速度を予測できるコンポーネントが必要になります。
すべてのPDFジョブについて、達成可能なライン速度を正確に予測
Streamline Directは、PDFジョブの構造とコンテンツを分析できるオプションのコンポーネントです。Harlequin Directは、この分析結果に基づいて、達成可能なライン印刷速度を予測できます。ジョブを印刷機の最高定格速度で実行できないことがStreamline Directで予測された場合は、ユーザーは次のいずれかを実行できます。
- ジョブを却下し、効率的な形式で再作成するように依頼します。
- Streamline Directが予測したライン速度に基づいて、印刷機の速度を下げます。
- PDFファイルを調整し、効率的な構造と最適化されたコンテンツを作成することで、品質に影響を与えずに達成可能なライン速度にまで上げることができます。
Harlequin Directに合わせてPDFを調整
Streamline Directは、PDFの構造を検証し、さまざまなオブジェクトタイプ毎の改善を適用します。これにより、ファイルの複雑さが軽減され、Harlequin Directの効率が向上します。Streamline Directは、Harlequin Directをすべて理解している唯一のジョブプリプロセッサです。いままでの知見を活用して、Streamline DirectはHarlequin Directのスループットを向上させる特定の改善値をターゲットにすることができます。ファイルを調整することで、次のことが可能になります。
- フォントの重複をなくし、フォントのサブセットをマージします。
- 重複するイメージをマージして、インテリジェントにダウンサンプリングします。
- リソースとXObjectの重複をなくします。
- ユーザーのメタデータ、注釈、ブックマーク、リンク、コメント、サムネイルなどの冗長な印刷データを削除します。
- コンテンツストリームとデータ構造を圧縮し、(オプションで)レイヤーをフラット化します。
- 空のXObjectを破棄し、間違った参照を修復します。
- PDFオブジェクトにHarlequin Directで定義されたヒントのタグを付けることで、時間のかかるIn-RIPコンテンツ分析をRIP処理でスキップできます。
基本的なプリフライト
Streamline Directには、不適切な出力となる、または期待と異なる出力品質となる問題(例、フォントが埋め込まれていない)を検出するベーシックなプリフライトチェック機能があります。
複数のページ記述言語からのインポート
印刷ワークフローでは多数のページ記述言語(IJPDSやPPMLなど)が使用されます。Streamline Directでは、PDF以外の形式をインポートして、Harlequin Directで使用できるPDFに変換できます。
クロスプラットフォーム
Streamline Directは、アプリケーション、モバイルサーバー、Webサービスとして導入できます。たとえば、Press Operator ControllerなどのWindowsアプリケーションに組み込み、待ちキュー内の各ジョブを分析することが可能です。これを従量制の収益モデルのWebサービスに組み込むことができます。Streamline Directは高度な並列処理機能を備えており、Webサーバー上での拡張に対応します(LinuxのDockerコンテナで実行するなど)。
独自のPDLを持つためサードパーティのPDLテクノロジに依存しない
Streamline DirectのすべてのソースコードはGlobal Graphicsが所有しています。システムのパフォーマンスを最大限に高めるには、すべてのコンポーネントを緊密に統合する必要があります。各コンポーネントの仕組みと、最高のパフォーマンスを引き出す方法に関する専門的な知識も必要です。コアにブラックボックスがあることは望ましくありません。必要なのは、ふたを開けてすぐに調整できる透明なボックスです。サードパーティのコンポーネントがないため、影響を与えるロードマップは1つだけです。サードパーティサプライヤのコンポーネントでの対応を待つ必要がありません。
顧客の印刷ジョブは多くのPDFソースや作成者から入稿されますか? PDF以外の形式をサポートする必要がありますか? すべてのPDFが同じように作成されているわけではありません。Streamline Directは、各PDFをチェックし、デバイスの速度を低下させる可能性があるPDFを却下できるようにします。また、Streamline Directは、問題のあるPDFを調整することで、デバイスの速度を最大限に上げながら均一の出力品質を実現します。PDF以外の形式が必要な場合は、Streamline Directを使用して多くの形式を印刷可能なPDFに変換できます。
顧客のジョブは、調整済みの印刷可能なPDFとして入稿されますか? Harlequin Directは、印刷可能なPDFを取得、RIP、スクリーニングして、物理的な最大印刷速度でヘッドドライバのコントローラボードに直接ストリーミングするための機能をすべて提供します。Harlequin Directは、受賞歴のあるPrintFlatテクノロジを搭載し、デバイスの品質を次のレベルに引き上げます。
すでにRIPがある、または顧客の印刷ジョブがすでにイメージ形式になっていますか? ScreenPro Directは、どのRIPからも連続調ラスタ(イメージ)を取得し、スクリーニングして、物理的な最大印刷速度でヘッドドライバのコントローラボードに直接ストリーミングするための機能をすべて提供します。ScreenPro Directは、受賞歴のあるPrintFlatテクノロジを搭載し、デバイスの品質を次のレベルに引き上げます。
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Global Graphicsは単なるRIPサプライヤではありません。お客様の目標を達成するためには、密接な開発パートナーシップが欠かせません。当社はプランニング前の早い段階からお客様と連携し、お客様の環境でのパフォーマンスの最適化を目指します。印刷機の市場投入にサポートが必要な場合や、市場導入の障壁となる技術的な問題がある場合は、Global Graphicsの専任エキスパートが問題解決のお手伝いをします。Graphicsのテクニカルサービスチームについては、こちらをご覧ください。お客様からのサポートが当社にとって重要となるため、当社のサポートチームをお客様のチームと密接に統合し、特定のユースケースに合わせてRIPを微調整します。