ニュースリリース
ソフトウェアブレイクスルーがインクジェットスマイルを補正
- ScreenProバージョン2で導入されたPrintFlat™でWebでの不均一をなめらかに
- 高速、高画質の画像処理
- 任意のワークフロー、任意のRIPソフトウェア、インク、印刷媒体、プリントヘッド、電子機器の任意の組み合わせで使用可能
インクジェット印刷のムラを滑らかにするためにチューニングされた超高速スクリーニングエンジンScreenPro™の新バージョンが、本日Global Graphics Softwareから発表されました。インクジェットスマイルと呼ばれるWebでの不均一を減らす革新的な技術が導入されています。
ScreenProバージョン2.0で追加されたPrintFlat™テクノロジは、ヘッド内、ヘッド間、またはヘッドとウェアの間の変動で生じるアーチファクトを減少させます。どのようなヘッドと電子機器の組み合わせでも、すべてのノズルを個別に操作することによって極めて微細な粒子を生成して、これを実現しています。
ScreenProは、従来のソリューションでは品質面で不可能だった印刷で印刷サービス業者が価値の高い新製品を創出するチャンスを開き、インクジェット市場に変革をもたらします。
ScreenProは、任意のインクジェットテクノロジと印刷業界のワークフローに適用できるほか、市場の既存の印刷機に追加したり、試作段階のインクジェット印刷機に組み込んだりすることも可能です。
「お客様から、インクジェット印刷バーで一般に見られるバンディングを解決するテクノロジが求められていました」とScreenProプロダクトマネージャーのTom Mooneyは語ります。「印刷ヘッド全体の濃度が均一でないために、目に見えるバンディングが発生します。印刷ヘッドによって基本の濃度は異なっており、これは電圧を「微調整」することで修正可能ではあるものの、時間がかかるだけでなく、ヘッドの寿命にも影響する可能性があります。
「PrintFlatは、キャリブレーションによって印刷バー全体の濃度を均等かつ均一にすることで、この問題を解決します。ScreenPro 2.0では、品質面の向上に加え、パフォーマンスも大幅に向上しており、フルスピードで『リアルタイム』 スクリーニングデータを印刷機に送れるようになりました」
ScreenProは、バンディング(チェーンや斑点)などハードウェア面で対処するには困難でコストがかかる問題点を多数解決し、インクジェット印刷ヘッドの印刷品質を大幅に向上します。
本製品は、 クロスプラットフォーム開発コンポーネントとして、またはフルブランドユーザーインターフェイスとして、印刷機ベンダーに供給されます。ScreenProは、開発コンポーネントとして、ワークフローステーションにシームレスに統合します。複数のScreenProエンジンを、単一のサーバーで実行することも、 複数のコンピューターで分散実行することもできます。スクリーンの並列処理により、特に専用のScreenProエンジンを使用した場合、各色別の印刷バーを電子的に駆動するドライブ機器へプレス速度で印刷データを直接送信するため、速度が向上します。
Global Graphicsには、1990年代にFM(ストキャスティクススクリーニング技術)の特許を取得して以来のスクリーニングイノベーションに関する長い歴史があります。デジタル印刷、特にインクジェットの時代において、Global Graphicsは、シングルパスインクジェットのイメージ品質に対する印刷機メーカーの懸念に対応できるよう、新しいスクリーニング技術をゼロから開発してきました。
以上