Global Graphics Software
デジタル印刷のための革新的なコアテクノロジ

ニュースリリース

Labelexpo, Brussels、2017/09/25

Global Graphics、HP Indigoとの関係をラベルとパッケージング印刷機にまで拡張

ケンブリッジ英国、2017年9月25日:Harlequin RIP®を含めデジタル印刷プラットフォームのリーディングデベロッパであるGlobal Graphics(Euronext:GLOG)は、本日、HP Indigoとの関係を拡張し、HP Indigoレンジのラベルとパッケージング印刷機を含めることになったと発表しました。

Harlequin RIPが、Indigoのラベルとパッケージング用HP Production Pro内部のRIPエンジンとして採用されました。 HP Production Proは、すべてのHP Indigoラベルとパッケージング用デジタル印刷機をドライブするためにデザインされた、新しいHP社のデジタルフロントエンド(DFE)です。HP Indigo WS6800が、オプションでHP Production Proを搭載する最初の印刷機となります。さらにHP Indigo 8000、HP Indigo 20000、HP Indigo 30000印刷機に拡張されます。 ラベル、折りたたみ段ボール、フレキシブルパッケージング、シュリンクスリーブを作成するこれら印刷機は、パッケージセグメントにおけるプリントショップもしくはサービスプロバイダで要求される性能と多用性を提供するため強力なデジタルフロントエンドを必要としています。特にこのセグメントでは、さらに多くの可変性が求められています。

既にHarlequin RIPは、HP Indigo商業印刷機全体で採用されているDFEにRIPパワーを提供しています。 優れた デジタルオフセット品質と高い生産性で知られるこれら印刷機は、フォトブック、ダイレクトマーケティング、出版など幅広いアプリケーションで使用されています。

Global GraphicsのCEO Gary Fryは、「我々は、HP Indigoとの長年に渡る関係を満喫しております。Harlequin RIP、さらにはエンジニアリングとサポートにおける我々のパートナーシップアプローチが、HP Indigoを商業印刷市場で非常に印象付け、今ラベルやパッケージング印刷機にその裾野を広げていることを大変嬉しく思います」と述べました。

HP IndigoのプロダクトマネージャーであるRoy Faigenbloom氏は、「グローバルグラフィックスの技術は、現場で実証されています。 商業印刷でHarlequinベースのHP Production Proを使用している何千ものお客様が既におられます。 Harlequinは、ラベルやパッケージングワークフローをドライブするのに必要となる処理パワーを提供し、Global Graphicsは非常にレスポンスの良いテクニカルパートナーであることが実証されています」と述べました。

グローバルグラフィックスとHP Indigoは、既存モデルと新しい印刷機の両方を設置するパッケージセグメントにおけるプリントショップもしくはサービスプロバイダが、既存HPソリューションであるかにかかわらず、印刷物の線の太さを一致させることができることは既成市場にとって大変重要な要件であり、これをより確実なものにするためにGlobal GraphicsとHP Indigoは協業してまいりました。またHarlequin RIPがもたらす高速性の優位性を享受しながら、ブランドカラーのエミュレーションを含め以前と変わらない色を再現することができます。

HP Production Proは、市場で実証されたProduction Pro基盤の上に構築されており、Harlequin RIP、Esko Color Engine、PrintOSクラウドへの接続性が含まれます。Production Proは、印刷ワークフローを合理化し管理するために、印刷機オペレータにワンポイントでの制御を提供します。 RIPの能力を向上させ、一つのサーバーから複数の印刷機を制御するために、RIPハードウエアを基本構成の8倍にまでスケールアップできるユニークな能力を提供するので、必要に応じてHP Indigoデジタル印刷機にさらなるパワーを提供することが可能となります。

Global Graphicsは、2002年にHP Production Proの発表に合わせ、HP Indigoプリントサーバー用の印刷ソフトウエアを提供するというHPとのパートナーシップを初めて発表しました。さらに2004年に、すべてのHP Indigo 5000デジタル印刷機に同梱される標準オンボードRIPにHarlequin RIPが採用され、両社の提携関係を更に拡張しました。 IPEX 2010では、すべてのHP Indigo商業用印刷機とIHPSデバイス(HP PageWide Industrial)をドライブするDFEにHarlequinを提供する新しい契約が締結されました。

Harlequin RIPは高性能で信頼性が高いことで知られており、特にプロダクション集中型の環境で認知されています。 ワークフローがますます複雑になり、これまで以上に大量のデータを処理する場合でも、業界ベンチマークのスピードが得られます。 ラベルとパッケージング印刷におけるバリアブルデータの使用頻度は依然としてまだ低レベルですが、成長が期待されており、これらファイルを処理するHarlequin機能 - Harlequin VariData™ - が印刷ジョブを高速に処理することをより確かなものにします。